どーも。堀内です。

最近は面接などの際にリーダー候補の方や将来リーダー職を目指している、という方との面談をする機会が増えました。数年前に比べて、同規模の同業他社と同じかそれ以上の報酬を出せるようになってきたこともあると思います。

案件の規模としても、以前よりも規模の大きい刺激的なお仕事をできるようになったと思います。HPの更新が無いのでもっと色々案件やってるのにもったいない、というのは入社社員から言われて反省しています。改修します…

で、最近リーダーについての話をする時にしている内容を、ここで文字にしておこうと思います。こういう部分で社員向けに書いてるの?ってたまに突っ込まれますが、オープンにできることはオープンにしたい。言語化できることは言語化しておきたい、と思っています。ブログを読んでくれている方は、社員と同じくらい文化を知ってくれている可能性すらあります。

リーダーについての記事はこちらでも! リーダーの素質 〜人の話を正しく理解する〜 リーダーの素質 〜人の話を正しく理解する〜

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さて、本題に戻ります。

リーダーというのは"役割"だと考えています。「リーダーができる人」が多い状態が、優れた組織だと思いますし、「良いフォロワー(リーダー以外のメンバー)」がいることも優れた組織の条件になると考えます。優れたリーダーは「良いフォロワー」になれると考えています。

優れたリーダーは、優れたメンバーではない、ということはよく言われていることだと思います。私もそう思います。リーダーには、メンバーと異なる能力が求められるからです。

メンバーとしてすごい人じゃなくても、リーダーとして上手くできる人はいます。メンバーとして優れている人が、リーダーとして、メンバーのカバーをできたり、相談に乗りやすいのでそのような傾向にあるのだと思います。また、責任の重い仕事につくことや、年功序列の文化も邪魔しているんじゃないかと思います。

リーダーができそうなメンバーや、リーダーをやりたいメンバーをできるだけ抜擢したいと考えています。いきなり丸投げするわけではなく、リーダーの仕事の一部をやってもらうことから始めたり、プロジェクトの規模の大小でも工夫しています。半年から1年位、リーダーをやってみたら、またその振り返りをしてもらいます。次にどんなことをやりたいのか、次はフォロワーをやってみることもありだと思います。

現時点では、そのような話をマネジメントをしてくれているメンバーや代表が1on1で会話をして、どのようにしていくか話していっています。おそらくこのようなやり方は、そろそろ難しくなっていくのですが、会社の成長とともに、文化として根付かせていく必要があると思っています。

会社の文化についてはこちらの記事でも! 文化に昇華した「当たり前」 文化に昇華した「当たり前」

全ての希望をかなえていくことは難しいのですが、1-2年のスパンの中では叶える事はできると考えます。また、規模の大小や、社内プロジェクトやパイロット的に行うものなどで試すこともありだと考えます。試してみたい技術についても同じようなことが言えるかもしれません。後日またそのような話ができると思います。

リーダーだから偉い、リーダーがすごい、というわけではなく、全員が主役の状態でプロジェクトに望んでほしいと考えています。メンバー一人ひとりの行動が鍵を握っています。全員がハイパフォーマンスをすることがゴールへの最短距離です。もちろん助け合うことも必要ですが、全員が主役という自覚を持ってもらいます。プロジェクト参加への目的意識も持ってほしいです。

プロジェクトとして何を達成すべきか、ということも大事ですが、この案件で自分は何を達成するのか、プロジェクトを終えた後にどうなっていたいか、ということも大事です。その意識があると成長度合いに大きく違いが生まれます。

スタメンじゃない、エースじゃない、みたいなことを気にする人がいるのはわかりますが、それもチームの中で与えられた役割です。日々の努力でその役割を掴みに行くのは良いのですが、期待した役割じゃなくても頑張る人でなければ、評価は上がらないと思います。希望の役割をやるためにも、参画したプロジェクトでの成果を目指しましょう。

社内でも、プロジェクトでの気付きをアウトプットしてもらう場を新しく作ることにしました。成果発表のように、評価に影響することが目的ではなく、他の人への有効な情報を展開し、社内のノウハウにつなげていくことがメインです。アピールが必要なのではなく、構想して上手くいったことや上手くいかなかったこと、しくじり先生のような失敗談でもOKです。

今までライトニングトークというものはあったのですが、どちらかというとtipsのようなレベル感になってしまっているので、少し矛先を変えるのが目的です。業務の時間を使ってプロジェクト活動としてのアウトプットが前提になります。

それぞれにプレゼンをしてもらうのですが、そのような機会も昨年末から増やしていっています。github copilotのハンズオンセミナーもオンラインでの開催のみではなく、オフラインでの開催が予定されています。場面によって必要な能力は変わりますし、多様なスキルアップを目指せる環境を作るためにも必要だと考えます。弊社のブランド力を上げたい、という点もあります。

まずは、聞いたことある会社になって、よくみたらすごいことしている会社になりたいな〜と思っていますので、これからも末永くよろしくお願いします。

全員がリーダーの仕事を理解し、自分の向き不向きも判断できる状態にして、優れたフォロワーにもなれる素晴らしいメンバーだらけの組織になっていこうと考えております。

ではまた。

2025.02.07 堀内文雄(まだまだ全員と話せる環境が良いんだけど、分身できないかな)

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